The World As We Knew It



浜辺に打ち寄せる波みたいに、一定のリズムでカーテンをまるく膨らませる風は、室内に暖色を注ぎながらその温度は冴え冴えと冷たかった。

その緩慢で穏やかな動きを、ティファはベッドに横たわりながらぼんやりと眺めた。息を吸うと、枕の清潔なリネンの香りがした。

──少し、留守にしてもいい?

家族に断りをいれて、エッジを離れてから三日目になる。ティファは一人でカームにいた。

一人の時空間で寝起きをする、ということを、もう何年もしていなかった。いつも家族がいた。仲間がいた。形を変えた、家族がいた。そのことを考えると、不思議な思いがした。

目的地が決まっていた訳ではない。ただ、どこかへ行きたかった。行く必要があるという思いが、忽然とだけど何か絶対的な確かさを伴って胸に湧いたのだ。その由来を探したかった。

家族は、深く追及はしなかった。カームで用事があるのだと伝えると、皆納得してくれた。毎日連絡して声を聞いていた。

エアリスの眠るあの森の泉まで行こうかと考えたけれど、車があるとはいえ距離もあるし、今一人でそこを目指すのはやめようと結論した。

それに、彼女はどこにでもいるのだ。あの無邪気できれいな笑顔は、いつでもこの星を覆う大気に浮かんでいる。

それでもやっぱり、彼女の気配が濃いところに行きたくて、家を出てからまず一番に、教会に向かった。

重い扉を開け、軋む床板を踏み、泉の脇に立った。脇に座り、水にそっと手を入れると、ひんやりとしていて気持ち良かった。

それから座っている姿勢から、土の上に横になった。指先は泉に触れたまま、水のはねる音が教会の高い天井にこだました。仰向けになり、目を閉じれば、花と、土と、太陽と、金属と、湿度の、混ざりあった匂いがした。

目を開いて見上げる。この建物も、いつまでもつだろうか。教会だけじゃない、かつてミッドガルがあった場所全体に言えることだが、もういつ崩れるとも知れない、いつまでこうして足を運んで来れるかわからない。いつか、街や、建物、人々が生きて、暮らしてきたこと、それはいつか、忘れ去られるものだろうか。

わかってはいるが、どうにもならない思いが胸を襲った。その感情につけるべき名前を、掴みかねていた。

日の角度が変わった。閉じた瞼の上に感じる眩しさが強くなり、目を細めながら開いた。色鮮やかなステンドグラスを透過した光が、降り注いできた。もう一度目を閉じても、いつまでもその残像が見えた。

それからティファはゆっくりと起き上がると、

──少しもらうね。

呟いて、花を摘んだ。

花は、カームの宿に着いてすぐに花瓶を借りて、水に活けてあった。ティファはゆるゆると起き上がり、窓の前に立った。外気は肌にひんやりと感じられたけれど、夕日はほんのりと暖かかった。それから窓を閉め、花をもう一度紙に包み直した。

エアリスの養母エルミナは、もうずっとカームに暮らしている。行き来は頻繁とは言えないけれど、年に数回、こうして訪れる。マリンもかつて、彼女の庇護のもと世話になった。

「いつもありがとう、会いに行ってくれて」

ティファは頷いて、

「私たちも会いたいから」

そう言った。

促され、テーブルに着くと、エルミナはポットからティファの前に置かれたカップに紅茶を注いでくれた。夕日のような色をした液体が湯気とともに、馥郁と香気を放った。カップと揃いの皿に自家製のパウンドケーキを添えてくれた。もう一本焼いたから子どもたちに持って行ってくれ、と手土産も包んでくれた。

ミッドガルを離れてから身を寄せていたエルミナの親族、彼女の兄にあたる人とその妻だが、夫君が呼吸器を患い、今ではそこそこの規模の街になったヒーリン郊外の空気の良い場所で暮らしているそうだ。

不便はないかとティファが尋ねると、朗らかに首を振った。

他愛のない話が中断したとき、 紅茶のカップをソーサーに置きながら、エルミナは独り言のように言った。

「夫と私は、子どもができなくてね」

その言葉に、ティファは顔を上げた。

「養子をもらおうかって、話もしていたけど、そのうち戦争が始まって夫は出征してしまって」

今までにない、一歩踏み入った話題だった。ティファは心持ち居ずまいを正した。

「それから、あの子がやってきた。夫は死んでしまったけれど、エアリスを残してくれたんだと思った」

ティファは何も言わず、黙って耳を傾けた。

「知っての通り、あの子はああいう、不思議な子だったから、友達はほとんどいなくてね」

エルミナは頬杖をついて、ふと窓のほうに顔を向けた。その仕草、横顔が、ふいに在りし日のエアリスと重なり、はっとした。これまでも、何てことはない仕草の中に、それを見つけることがあった。

「あの子は嬉しかったと思う。女の子の友達ができて」

目の際が熱く、震えそうになるのを感じて、ティファは紅茶の水面に視線を落とした。

女の子って呼ぶにはそろそろね、とお互い笑い合うくらいの年齢まで、彼女と共に月日を重ねられたら、どんなに。もう自分は、肉体をもった彼女の時間が止まった時の年齢を、ずっと追い越してしまった。

「私は、エアリスの言葉を代弁する力はないけど、」声に涙が混じりそうなのをこらえながらティファは言う。

「でもエアリスは、あなたがお母さんで、嬉しかったはずです」

あなたが愛して、育てた彼女のことを、私たちは忘れたりしない。彼女が愛して、母と呼んだあなたのことも。場所がなくなっても、誰かが生きて存在したことはなくならない。喪う痛みを知っている人たちが、それを繋いでいくのだ。

エルミナ はそっとティファの手に自分の手を重ねた。それから親指で、ティファの手の甲を円を描くように撫でた。

「身体を大事にね」

顔を上げれば、エアリスによく似た笑顔がそこにあった。



エルミナの家を後にする頃、踏み入れた街並みは濃度を増した夕焼けの色にすっかり染まり、もうすぐ夜になろうとしていた。

なんとなく、まだこの街並みの中にいたい気持ちになって、宿からほど近い広場にある噴水に腰を下ろした。はられた水に手を入れると、想像通り肌にきんと冷たかった。もうすぐ冬も近づくと、水も抜かれるだろう。

風のない夕暮れだった。水面が繊細に震える様子が、なぜか怯えた小動物を彷彿とさせ、手を伸ばして抱きしめたい思いに駆られた。

視線を伸ばすと、街灯の足元で二匹の猫が寄り添って毛づくろいをしているのが見えた。

ふと、視界に影がさしたので見上げると、ティファは目を少し見開いた。

「ヴィンセント」

「一人か。珍しいな」

それは数日前、ジョニーにも言われたことだった。

車を貸してほしいと、彼に頼みに行ったのだった。頼む相手は他にも数人あたりがあったが、一番気軽に頼めそうな彼に決めてのことだった。

──ひとり?珍しいな。

──たまにはね。

──コーヒー?待ってな。

──あ、ううん。

ティファは踵を返そうとするジョニーを制した。

──最近少し胃の調子が悪くて。お茶もらえる?

──お、それなら最近はカフェインレスってのがあるから、それにするか?

──じゃあ、お願い。ありがとう。

ティファの目の前のテーブルには以前はなかったテーブルクロスが敷いてある。ネイビーブルー太いギンガムチェックで色の交差する四角のところにクローバーの模様が施されていた。コーヒーを待つ間、なんとなくそれを眺めていた。

自分はひとりじゃないということ。

ひとりになって考えたかったことのひとつは、それだったかもしれない。

ヴィンセントはティファの隣に腰掛けた。

二匹の猫たちは、連れ立って歩み去ろうとしていた。それを見送ってから、ティファは口を開く。

「唐突な話、してもいい?」

ヴィンセントはちらとティファに視線をよこしたが、何も言わなかった。ティファはそれを、肯定と理解した。

「昔ね、猫を飼っててね。死んじゃって。その時悲しくて、泣きながら思ったの。うちの子で、幸せだった?って」

ヴィンセントは黙っていた。

ティファはそれから少しだけ声のトーンを落として言った。

「セフィロスや、他にもいたんでしょ。実験された子供たち」

ヴィンセントはやはり黙っていた。

「今なら少しだけ、セフィロスの苦しみがわかる気がするの」

あの日以前とあの日以後。確かにその点を境に、自分にとって、多くの人にとって、世界は大きく変わったけれど、その出来事に象徴的な意味を与えることに、実は意味はないのだろうと、ティファは思うようになっていた。 その海に集まる無数の水脈のうち、ひとつでも流れの違うものがあれば、何かが変わっていたかもしれない。

突き詰めれば大小どんな出来事だって、全て個人の体験なのだ。歴史の中に隠された人々の悲喜があり、善悪の正解なんて、多くの場合は曖昧なのだ。

でもその個人も、また別の個人と繋がって、生きているのだ。それは永遠に切れることのない、回遊する流れ。

セフィロスも、彼がしたこと、それは彼個人の選択であると同時に、多くの人間の欲や思惑が集まって現われたものなのだ。

「他に、やりようがなかったのかな。実験のために生まれて、みんな大人の、誰かの勝手だったんだよね」

自分ももう気付けば、その大人の側にいるのだ。不思議な思いがした。

強さも弱さも関係なく、全部ひとかかえに受け入れられたい。そう願うことに何の罪があるだろう?

「…思うに」

口を開いたヴィンセントを、ティファは見つめた。

「狂っていった奴らは、確かに、普通の愛情を乞うていた。セフィロスのやったことを、誰も許す必要はないが」

許す。それは不思議な感慨をティファの中に起こした。

自分はかつて確かに、強く、神羅やセフィロスを憎んだ。その自分を覚えてはいるけれど、その感情そのものは、もう自分の中にはなかった。それはいつ、どこに行ったというのだろう。その頃の自分は、突き動かされる先にその感情へのどんな終わりを求めていたのだろう。

復讐?それを果たせば、何を得られると信じていたんだろう。

復讐という言葉ではあらわすことのできない、何か。

もっと…

「クラウドのことが心配か」

夕暮れの大気に、そっと呟かれた言葉に、ティファは思いを巡らせた。

動揺よりも安堵している自分がいた。そのことへの不安は、話し合ったことはないけれど、ティファも、恐らくクラウド自身も持っている。そのことを第三者が、だけどただの好奇で口にすることはしない人間が、言葉にしたという事実に、何故か救われる思いがしたのだ。

「確かなことって何もない。クラウドにこの先何かあるかもしれないって 、思わないわけじゃない」

後押しされたように、ティファは答える。

「無責任な発言はできないが、さっきの話に立ち帰れば、クラウドは大丈夫だろう。むしろ、」

ティファは続きを待った。

「その意味だと、ティファの負う責任が重くなるということだな」

ヴィンセントがそっと笑った気配がした。ティファは首を傾げて隣を見上げた。

「クラウドがおかしくなるとしたら、お前に捨てられる時だろう」

訥々と語っていた言葉に突然、いたずらな響きを聞き取って、ティファは笑った。それを潮に、二人はどちらからともなく立ち上がった。

確かなものなんて何もない。だけど、確かなものがあるとすれば、それはきっと。

「今日はカームに泊まるの?」

「いや、エッジに向かう。ナナキと約束でな」

やや意外な答えに、ティファは訊いた。

「よく会うの?」

「いや、年に一度限り。それ以上は辞退している」

聞いてくれるな、と言うように、ヴィンセントは肩を竦めてみせた。それから言った。

「あいつはいつか、ひとりになることを恐れている。私は老いることも死ぬこともないからな。あいつが死ぬまでの約束だ」

淡々と語る言葉の中に、自嘲は読み取れなかった。

この人は、恐くなることはないのかしら。ティファが声に出さずに思っていると、

「まあ、 それもそのうち不要になるかもしれないな」

とヴィンセントは言った。ティファは微かに首を傾げてヴィンセントを見た。少しだけ視線を下げて彼は言う。

「お前たちがいなくなった後でも、その子と共有できる思い出もあるだろう」

ティファは目を見開いた。

言い残すと彼は身を翻して、ティファに背を向けてさっさと行ってしまった。

まだ驚きの中にいながら、その後姿を見送った。それから可笑しくなって微笑みながら思った。

命は続いていくものだ。血の繋がりがあろうとなかろうと。言葉で何を語ろうと。何を受け継いで生まれてこようと。



「ヴィンセントに聞いた。本当に神出鬼没だな」

宿の前にバイクを止めたクラウドを迎えたティファに、彼は言った。

数十分前、ヴィンセントと別れ、夕方が夜に役目を譲り渡した頃、宿に戻ってからティファはクラウドに電話をしていた。

──今、カームにいるの。

──ああ。今向かってる。

──え?

──あと二十分もすれば着くから。

明日帰る、と伝えるつもりだったけれど、どうやらその必要はなくなった。

──わかった。待ってるね。

──うん。後でな。

このほんの短い旅も終わる。電話の熱が残る耳をそっと押さえながら、ティファは思った。

結局、カームより遠くには行かなかった。遠くに行く必要があったのではない。そのことは、多分はじめからわかっていた。

「会ったの?」

「ああ。店に寄っていった。ほんの一瞬だけど」

そう、と呟いて、ティファは、

「歩かない? 少し」

と促した。どちらからともなく手を繋ぐと、歩き出した。

石畳の道を、先程までいた広場のほうに向かって歩く。

着くと、ティファはクラウドの手をそっと離して、噴水に歩み寄った。

「ね、クラウド」

ティファは息を吐いた。呼気がふわりと煙って、夜の街に浮かんだ。

「ニブルヘイムのあの日から、もう十二年だよ」

ティファは空を見上げた。星の綺麗な澄んだ空気の夜だった。

「時間って、過ぎていくんだね」

十二年。口に出してみると、奇妙な気分だった。

たくさんのことがあった。その一言だけで表しきれるものでは到底ないのに、同時に、それで十分に足りる気もした。それ以上何があるだろう。そう思えるだけの年月が、過ぎたということなのだろう。

クラウドは黙っていた。話を継いでくれることをティファは求めてはいなかった。それからクラウドはもう一度彼女の手をとると、噴水の縁に促した。二人で並んで腰をおろす。

「ティファ」

今度は彼が彼女を呼ぶと、ティファは暗がりの中クラウドの方に顔を向けた。

聞き慣れたはずの声なのに、数日間会わずにいただけで、妙に懐かしくティファには思えた。

懐かしいという言葉は、慕わしい、暖かい気持ちを生みもするし、時に寂しさも呼び起こす。もう何年も聞いていない、記憶の中だけにしかいない両親が自分を呼ぶ声が、ふと思い出された。

「何か話したいことがあるんじゃないのか」

ヴィンセントはきっと何も話していない、ティファは理由はないけれどそう思った。

「うん」

ティファは繋いだ自分の手ごと彼の手を自分の膝の上に置いた。

「赤ちゃんができたよ」

クラウドは本当に少しだけ目を大きく開いた。それが何を示すのか、ティファはわからなかったが、少なくともそれは不安な気持ちを誘うものではなかった。

「気付いた?」

「正直、わからない。 気付いてた気もするし、そうじゃない気もする」

「ごめん。ひとりで考えたくなったの」

「うん。謝るな」

うん、 と声には出さずに仕草でティファは頷いた。それから暫く、どちらも黙っていた。

「考えて、何かわかったのか」

クラウドの静かな問いかけに、ティファは頷く。

「答えは、多分最初からあったんだ。ただ、何だろう、確認したかっただけ」

繋いだ彼の指をそっとなぞった 。節、皮膚、その下に流れる血。その造形と営みの不思議を思った。

「あのね。ジェノバも何も、関係なくて、私にとってクラウドはクラウド。それと同じ。何が受け継がれても関係ない。愛してれば」

そうだ。

わたしは、わたしの、痛みを知ってほしかった。奪われてしまった世界を、そのことでわたしが味わった苦しみを、わかってほしかった。なくなった世界を取り戻すことができないのなら、せめて、その喪失がひとりの人間に与えた意味を、わかってほしかった。

セフィロス、あなたも、そうだったのじゃないの?

そうすることでしか、立つこともできなかったのではないの?

……生まれてこなければ良かった。

聞いたことのない誰かの声、あるいは、聞いたことのある全ての人の声がひとつになったような声が、脳に直接響いたような気がした。その残響が湖面を揺らすように、しばらく尾をひいて残った。

……それだけは思ってほしくない。

「うん」

クラウドは言い、それから静かに息を吐いた。

「俺、これから先何も起こらないなんて、約束してやれない。そんな無神経な約束、ティファだって多分、要らないだろ」

その言葉は真摯で、ティファはだけどそこに悲壮だとか、諦観を感じとりはしなかった。ティファは微笑んだ。

「私は、クラウドがモンスターになっちゃっても、あなたのことが好きだよ」

偽りのない本心が、唇から音となって空気を揺らした。クラウドが微笑を返した。

「でももしそうなったら、もう家にはいられないな」

「追い出したりしないよ。私たち」

「…それはありがたいけど」

「じゃあ、約束しない。ヴィンセントとナナキみたいに。 一年に一回、どこか約束の場所決めて、会ってお話しよう。そしたら、寂しくないでしょ」

「あいつら、そんな約束してるのか」

「そうなんだって」

クラウドがもう一度彼女に微笑を向けた。

「そうだな。悪くないかもな」

その穏やかな表情に、胸が詰まる思いがした。

ティファはクラウドの肩に頭を凭れかけて、それから言った。

「星、綺麗だね。明かりが少ないと、夜の空ってこんなに明るいの」

世界のどこにいても。

クラウドはティファに向き直ると、身体を抱きしめた。彼の体温で、そういえばそれなりに寒い夜なのだとティファは気がついた。

目を閉じると、紺碧色の一面に、光る砂の粒子のような星々が、花畑のように広がるのが見えた。子ども時代を過ごした部屋の壁紙の模様が。ステンドグラスの様々な色を纏った光の帯が。一粒一粒が懐かしい人たちの顔を映して浮かび上がるように見えた。

「愛してる」

鼻先を彼女の髪に埋めて言った彼の言葉は、くぐもって耳に届いた。ティファは吹き出した。

「笑うところじゃないだろ」

ごめんと呟きながら、ティファは自分の身体が本当に微かに震えているのを感じとった。蝶が薄い羽をなびかせるくらいの小さな揺れが身体の中心から外側へ、クラウドの身体にも伝わったのだろう、回した腕の力を少し強くして彼女を包んだ。

熱いものが頬を流れるのを感じた。 震えは笑いからくるものではないと、その時わかった。







12年てゆうのにそんなに厳密な理由はないです。ただクラウドとティファを20代後半くらいにしたかったのです。

二人が自分たちの子どもをもつの、それくらいか、なんなら30代とかでもいいかなと思うこのごろです。

(2019/08/12)



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